[P-105] ミズクラゲにおける感覚器と傘の開閉運動の関係
Keywords:クラゲ、海洋生物、生態、走光性
<概要>
ミズクラゲの生態を知るため、光やその色、また感覚器の欠如がミズクラゲの傘の開閉運動にどのような影響を与えるのか調べる。仮説として、光とその色によって開閉数や運動方向は異なる影響を受け、感覚器が失われれば傘の開閉運動は正常に行われなくなると考える。4種類の実験を行い、光の色ごとに拍動数は異なり、走光性も異なるという結果から、ミズクラゲの感覚器にどのような影響を与えられたかが分かった。
ミズクラゲの生態を知るため、光やその色、また感覚器の欠如がミズクラゲの傘の開閉運動にどのような影響を与えるのか調べる。仮説として、光とその色によって開閉数や運動方向は異なる影響を受け、感覚器が失われれば傘の開閉運動は正常に行われなくなると考える。4種類の実験を行い、光の色ごとに拍動数は異なり、走光性も異なるという結果から、ミズクラゲの感覚器にどのような影響を与えられたかが分かった。
<考察・展望>
実験①では仮説に反した結果になったため、拍動数を促進させる色には波長以外の理由があると考えられる。そのため、クラゲの生活サイクルや垂直運動について文献調査をする必要がある。実験②の結果から、クラゲは赤色の光を嫌う傾向があると思われるが、それには水中での色ごとの光の照度を視野に入れつつ理由を考えていかなければならない。
実験①では仮説に反した結果になったため、拍動数を促進させる色には波長以外の理由があると考えられる。そのため、クラゲの生活サイクルや垂直運動について文献調査をする必要がある。実験②の結果から、クラゲは赤色の光を嫌う傾向があると思われるが、それには水中での色ごとの光の照度を視野に入れつつ理由を考えていかなければならない。