[P-150] プラナリアの食べたい理想の食事とは
キーワード:プラナリア、生態、食生活。雑食、草食、肉食
<概要>
プラナリアは切っても死なず、切ったところから身体が再生する生き物である。自然下では水生昆虫を食べており、飼育下では鶏レバーを与えて飼育することが可能である。飼育下と自然下で全く異なる物を食べていることから、他には何を食べているのだろうかと気になった。ヒトの場合には好き嫌いがあり、嫌いな物は食べないことがあるが、プラナリアにも同様の性質が見られるのか気になった。そこで、さまざまな食べ物をそろえて、反応を調べてみた。その結果、加熱の有無などでプラナリアの反応に違いが見られた。
プラナリアは切っても死なず、切ったところから身体が再生する生き物である。自然下では水生昆虫を食べており、飼育下では鶏レバーを与えて飼育することが可能である。飼育下と自然下で全く異なる物を食べていることから、他には何を食べているのだろうかと気になった。ヒトの場合には好き嫌いがあり、嫌いな物は食べないことがあるが、プラナリアにも同様の性質が見られるのか気になった。そこで、さまざまな食べ物をそろえて、反応を調べてみた。その結果、加熱の有無などでプラナリアの反応に違いが見られた。
<考察・展望>
板海苔を食べたことから、藻類を食べる可能性が考えられる。しかし、藻類も種類が多くあるため、どのような藻類を食べるのか試してみる必要がある。また、肉類も魚類も生の状態では食べるのに、焼いた状態では食べないことから、焼いたことによる硬さの変化や色の変化などを識別している可能性がある。マグロは一部の個体のみ反応したことから、プラナリアも個体によって好き嫌いが分かれていると考えられる。しかし、まだ刺身に関しては実験回数が少ないため、今後さらなる検証が必要である。
板海苔を食べたことから、藻類を食べる可能性が考えられる。しかし、藻類も種類が多くあるため、どのような藻類を食べるのか試してみる必要がある。また、肉類も魚類も生の状態では食べるのに、焼いた状態では食べないことから、焼いたことによる硬さの変化や色の変化などを識別している可能性がある。マグロは一部の個体のみ反応したことから、プラナリアも個体によって好き嫌いが分かれていると考えられる。しかし、まだ刺身に関しては実験回数が少ないため、今後さらなる検証が必要である。