サイエンスキャッスル2018

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関東大会 » ポスター発表②・偶数

[ES205] ポスター発表 偶数

2018年12月24日(月) 13:30 〜 14:00 ポスター/ブースエリア (7F 小体育館)

[P-152] 謎多き微生物!!クマムシの生態にせまる!!

杉原健斗 (宝仙学園中学校 理数インター)

キーワード:クマムシ、微生物

<概要>
私が通っている学校は新宿からも近く,緑が少ない都心にあります。しかし,中庭に生えているわずかなコケにもセンチュウやワムシなど大量の土壌生物がいます。その中でも私はクマムシに興味を持ちました。クマムシはどんなところにいるのだろうか。クマムシにはたくさんいる場所もあれば、ほとんどいない場所もあるのではないか。また場所や季節によって種類や数も違うのではないか。そこで,実際に宝仙学園内の様々なところでクマムシの個体数と種類を調査しました。
<考察・展望>
今回の観察で場所によってクマムシの種類や個体数に違いが見られることがわかった。また,同じグラウンドの木でも,木の種類によって違いが見られることがわかった。さらに,中庭での観察から季節によってクマムシの大きさや卵の有無に違いが見られた。このことから,クマムシにも単純に乾燥時に乾眠するだけでなく,1年の中に産卵期や休眠期があるのではないかと考えられる。

今後も,引き続き場所や季節によるクマムシの種類や数の変動を観察し,その要因を探求していきたいと考えている。