サイエンスキャッスル2018

講演情報

関東大会 » ポスター発表①・奇数

[ES103] ポスター発表 奇数

2018年12月23日(日) 15:00 〜 16:00 ポスター/ブースエリア (7F 大体育館)

[P-51] 黒板プロッター

酒巻翔大, 武田蒼, 木島悠理, 片桐拓美 (山形県立山形東高等学校 探究部理数班科学部門)

キーワード:黒板、チョーク、プロッター、Arduino、LMガイド、制御

<概要>
数学・理科は、論理的思考力を身に着けることに対して効果的だが、中高生が特に苦手意識を持ちやすい教科である。私たちはこの問題の解決策として、黒板にチョークで直接グラフを描画できる装置を開発し、精密なグラフの描画とグラフの一部のみの手動での書き換えの両立を可能にすることで、視覚的に捉えやすい授業の展開を可能にするという方法を考えた。 装置の構造は、チョークを取り付けたヘッドをARDUINOで制御し、LMガイドに沿って動かすことでグラフを描画するというものである。ヘッドの移動にはステッピングモータを用いた。 今後の開発によってさまざまなグラフの描画が可能となり、中高生の理解しやすい授業が展開できると考えられる。
<考察・展望>
現在、開発中であるが、サインカーブだけでなく様々な関数のグラフを描画できるよう、そのデータをつくるソフトウェアを開発すれば、数学だけでなく物理などの授業にも応用できると思う。タッチパネルなども操作性を最適化し、もっと使いやすいものとしていきたい。