[O-8] 乳酸菌による根こぶ病防除に関する研究
キーワード:根こぶ病
<概要>
アブラナ科植物の根に発病する難防除土壌病害である「根こぶ病」が対策していても発病している現状から、「乳酸菌」を活用した新たな防除技術開発を行った。乳酸菌により土壌中の菌のバランスが変化し病原菌の菌密度が下がり発病を抑えると仮説を立て、乳酸菌で発酵させたザワークラウトの漬物汁1000倍希釈液の散布で発病を抑えることを確認した。総菌数測定を行い発酵することによる菌数の変化を確認することができた。
アブラナ科植物の根に発病する難防除土壌病害である「根こぶ病」が対策していても発病している現状から、「乳酸菌」を活用した新たな防除技術開発を行った。乳酸菌により土壌中の菌のバランスが変化し病原菌の菌密度が下がり発病を抑えると仮説を立て、乳酸菌で発酵させたザワークラウトの漬物汁1000倍希釈液の散布で発病を抑えることを確認した。総菌数測定を行い発酵することによる菌数の変化を確認することができた。
<考察・展望>
乳酸菌を散布することで根こぶ病の発病を抑えることを確認したが、そのメカニズムがまだわからない。仮説による土壌中の菌のバランスの変化を確認するため現在、生産者の圃場における根こぶ病の土壌中の菌密度調査を乳酸菌散布前と散布4か月後にて比較する。根こぶ病の菌密度の減少が確認できたら発病の大きな原因となっている高い菌密度の改善ができたといえる。
乳酸菌を散布することで根こぶ病の発病を抑えることを確認したが、そのメカニズムがまだわからない。仮説による土壌中の菌のバランスの変化を確認するため現在、生産者の圃場における根こぶ病の土壌中の菌密度調査を乳酸菌散布前と散布4か月後にて比較する。根こぶ病の菌密度の減少が確認できたら発病の大きな原因となっている高い菌密度の改善ができたといえる。