サイエンスキャッスル2018

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関東大会 » ポスター発表①・偶数

[ES104] ポスター発表 偶数

2018年12月23日(日) 16:00 〜 17:00 ポスター/ブースエリア (7F 大体育館)

[P-36] 水はけと小麦の成長の関係

渡辺愛, 石澤裕佳 (開智日本橋学園中学・高等学校 有志)

キーワード:ゆめちから、小麦、自給率

<概要>
小麦は水はけが良いと病気にかかりにくく、よく成長すると聞いたことがあったため、水はけと小麦の成長の関係を調べることにした。仮説と結果は一致しなかったものの、誤差の原因や、改善方法が出てきたため、来年度の研究にいかしたい。
<考察・展望>
大粒、中粒、小粒の順に粒の大きさの平均が小さくなっているが、コントロール(石を全く混ぜなかったもの)と中粒が同じくらいの結果になった。本来水はけが悪いほうが育ちにくいのであれば、コントロールの結果が一番小さくなるはずである。誤差の原因としてはサンプル数が少なかったこと、水のあげる量をプランターの底から水があふれるまでと決めていたため水の量に偏りが生じたこと、土と石をうまく混ぜきれなかったこと、などが考えられる。また、土の表面が乾くまで水をあげなかったので、水をあげる日が不定期になったこともある。次に栽培をする時は正確に水の量を決めて、水をあげる日を決める。そうすることで、水はけが悪かったものは病気にかかるなど、顕著な差が出たはずである。今回の栽培において問題となったのは、栽培中に大量にくっついたアブラムシと、成長記録の付け方である。アブラムシを取り除くため、殺虫剤を使ったものの、さらに取り除きにくい場所にアブラムシが密集してしまった。次に研究をするときは、アブラムシを取り除くための対策を練り、正確に実験できるようにしたい。また、小麦が成長していくにつれ、成長記録を作るのに時間がかかり、記録をとることが難しくなってしまった。次に栽培するときにはプランターに定規を固定したり、写真を定位置から撮ったりして、より正確な記録を作れるようにしたい。