サイエンスキャッスル2018

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東北大会 » 口頭発表

[NS104] 口頭発表 O-1〜O-6

2018年12月16日(日) 10:35 〜 12:05 口頭発表会場 (1F コンベンションホールB)

[O-2] 農業用ドローンを活用した果樹の溶液受粉の研究

沢山華奈, 東さくら, 廣瀬晴香, 梅田のりか, 砂庭亜季, 川守田舞子, 髙杉怜那, 榎木平慧 (青森県立名久井農業高等学校 4代目 TEAM PINE)

キーワード:ドローン、リンゴ、オウトウ

<概要>
「果樹の町」青森県南部町を代表するリンゴとオウトウは、自家不和合性が強く他品種の花粉でないと結実しないため、受粉作業はなくてはならない。昨年から本校では農業用ドローンを活用したリンゴの溶液受粉の研究を行っており、結実率は40%、作業時間を大幅に短縮することができた。今年はオウトウでの実験、リンゴは花粉量で結実率に差が出るか研究した。
<考察・展望>
オウトウ

果樹栽培で樹勢をコントロールすることはとても重要で、生理落果を抑えるために、開花前の摘蕾をして花の数を調節することが必要だ。



リンゴ

花粉が高価であること、最終的に4~5頂芽の花芽に1個の割合に結実させることから333倍溶液の散布で十分であると考える。

今後は、受粉した種子の数を測定し、リンゴの形状を調査していく。