サイエンスキャッスル2018

講演情報

東北大会 » ポスター発表・奇数

[NS108] ポスター発表 奇数

2018年12月16日(日) 14:30 〜 15:00 ポスター発表会場2 (2F レセプションホールⅠ・Ⅱ)

[P-23] 偏光板による色の変化

二階堂有希乃 (八戸市立大館中学校)

キーワード:偏光板、セロハンテープ、複屈折、周期性、色の変化

<概要>
偏光板を2枚重ね、その間にセロハンテープをいれて光をあてると、偏光板の角度によってセロハンテープの部分が様々な色に変化して見える。この現象をテープの厚さや光の入射角などを変えるなど様々な角度から実験・検証した。その結果、条件を制御しながらも、テープの重ねて張り、厚さを変えていくと、偏光板を通して見える色が周期的に変化していることがわかった。
<考察・展望>
偏光板を直交させているにもかかわらず、セロハンテープの部分の色が変化するのは、セロハンテープで光が直維していないことで起きると思われる。セロハンテープ独特の光の屈折が起きることで通常では見られない色の変化が現れる。またテープの厚さを変えるときにテープを重ねているため屈折が連続し、周期的な色の変化が見られると思われる。ブラックライトの反射光の実験は、現在研究中である。