[NS109] ポスター発表 偶数

[P-24] 透明骨格標本の作製技法の確立

^○牛久保舞 (山形県立米沢興譲館高等学校)

Keywords:透明骨格標本

＜概要＞
透明骨格標本の作製技法は正式には決まっておらず本校の先行研究では透明骨格標本の研究が盛んに行われてきた。しかし、未だにこれと言った方法が確立されていない。そこで私は誰もが美しく、尚且つ失敗しないような透明骨格標本の作製技法を確立したいと思いこの研究に取り組んだ。仮説では透明化をするさいにトリプシンと水酸化カリウムを用いた方では油分が分解されないため吸光度の示す値は近似になると考えられる。しかしそこに有機溶媒であるキシレンを加えることによって油分が分解されるため吸光度の示す値は低くなると考えられる。現段階では実験途中の段階であるため考察及び結果を記載することはできない。

＜考察・展望＞
実験中であるため考察を記載することはできない。展望としては軟骨染色、透明化、硬骨染色の工程を入れ替えても透明骨格標本を作製することが可能なのか疑問に思ったためそれぞれの手順を入れ替えて実験を行っていきたい。また、本校の先行研究では上記の実験手順で海の魚と川の魚で比較実験を行ったが海の魚のみ透明化に失敗してしまった。そこで個体の大きさや種類の観点等から比較実験を行い、海の魚でも失敗しないような透明骨格標本の作製技法を確立していきたいと思う。