The 29th JSPP Autumnal Meeting

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[E06] 金井重要工業株式会社

金井重要工業株式会社

 
◆炭素繊維不織布と弊社の特徴について
【深絞りが可能な成型基材】
 CFRPの基材として使われる炭素繊維クロスは基材自体が伸びず、深絞りや球状の成型を行うと織組織が崩れてしまい、著しく強度が弱い部分が出来てしまいます。一方、炭素繊維不織布は不連続な繊維の集合体なので基材自体が伸びます。その為同じような成型を行っても著しく強度が弱い部分が発生しません。

【多様な熱可塑性樹脂を含侵可能】
 熱可塑性樹脂を繊維化し、炭素繊維と混ぜて不織布にすることによって、容易に熱可塑性樹脂を炭素繊維含侵することができます。また扱える樹脂としてはPPやPA6などの汎用的なプラスチックに加えて、PEEKやPFAなどのスーパーエンプラなどの樹脂も取り扱っております。

【プリプレグ加工が可能】
 弊社では熱硬化性樹脂の含侵装置を有しています。<それにより不織布自体をプリプレグにすることも可能です。
実績がある樹脂はエポキシ樹脂、不飽和ポリエステルとなっております。

【専用設備での量産対応】
 炭素繊維不織布の少量試作は工業試験場などで行うことができますが、量産となると国内ではなかなか対応できる企業がございません。弊社では炭素繊維不織布専用の生産機を導入しているので、ラボテストでの仕様決めた後にすぐに量産化のテストを行うことができます。

【リサイクル炭素繊維を使用して試作可能】
 飛行機やゴルフシャフトから取り出したリサイクル炭素繊維で不織布を製造することが可能です。また、こんな炭素繊維は扱えないかなどのご相談も可能です。

【開発品:炭素繊維紡績糸】
 リサイクル炭素繊維をフィラメントとして再利用するために、炭素繊維と熱可塑性樹脂繊維を使用した紡績糸の開発を行っております。少量であればサンプル提供が可能で、織物・組紐などの加工も併せて検討することが可能です。

☆サンプル対応も行っておりますので、まずは検討内容をお伺いできたらと思います。
ご気軽にご相談下さい。
 
◆展示会場
展示会場 (11/30)
展示会場 (12/1)