[A-1-4] 途中測定と量子ビットの再利用を用いた量子分類器の構成
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:量子コンピューティング、量子回路学習、動的回路、NISQ
量子回路学習(QCL)はNISQ(Noisy Intermediate-Scale Quantum Computer)を用いて機械学習を行うアルゴリズムである。QCLには過学習を防ぐという利点があると考えられているが、層を増やしていくと回路の実行時間が長くなり、緩和によるエラーが発生しやすくなるという課題がある。そこで本研究では、途中測定と量子ビットの再利用を用いることで、層を増やしても緩和によるエラーの発生確率が大きくならないQCLの回路構造を提案する。実際に提案手法を用いてQCLのシミュレーションを行った結果、従来の手法よりも緩和によるエラーの影響を受けにくいという結果が得られた。
講演論文集PDFを閲覧したい場合はパスワードを入力してください。
パスワードは、講演参加申込者、聴講参加申込者にメールで御連絡しております。