2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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[A-10] システム数理と応用

2023年9月14日(木) 09:00 〜 11:30 全学教育棟 本館 中棟 1階C10講義室

座長:山口真悟(山口大),小林孝一(北大)

<10〜18>
システム数理と応用研専

[A-10-14] ストレージを用いた近似最近傍探索のレイテンシ改善手法の提案

多井勁人, 立野賢登, 内田岳, 石山清志, 住吉一成 (キオクシア)

この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。

キーワード:Nearest Neighbor Search、最近傍探索、Approximate Nearest Neighbor Search、近似最近傍探索、ストレージ

近年、画像や音声、文章などのデータが増加しており、大量のデータから必要な情報を高速に探索する需要が高まっている。このような大規模データの高速な近似最近傍探索を実現するためにSPANNのレイテンシ改善検討を行っている。SPANNのレイテンシはPosting List(PL)と呼ばれるベクトルデータの集合をSSDからメモリに転送する時間が支配的であることに着目し、データ転送量削減手法の検討を行った。従来手法と提案手法のデータ転送量削減手法を組み合わせて評価を行った結果、従来手法に比べRecallを0.01以内の減少で維持しつつデータ転送量を約27%削減することができた。今後は従来手法と提案手法で Recall が良くなる条件について検討を行う予定である。

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