[A-10-14] ストレージを用いた近似最近傍探索のレイテンシ改善手法の提案
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:Nearest Neighbor Search、最近傍探索、Approximate Nearest Neighbor Search、近似最近傍探索、ストレージ
近年、画像や音声、文章などのデータが増加しており、大量のデータから必要な情報を高速に探索する需要が高まっている。このような大規模データの高速な近似最近傍探索を実現するためにSPANNのレイテンシ改善検討を行っている。SPANNのレイテンシはPosting List(PL)と呼ばれるベクトルデータの集合をSSDからメモリに転送する時間が支配的であることに着目し、データ転送量削減手法の検討を行った。従来手法と提案手法のデータ転送量削減手法を組み合わせて評価を行った結果、従来手法に比べRecallを0.01以内の減少で維持しつつデータ転送量を約27%削減することができた。今後は従来手法と提案手法で Recall が良くなる条件について検討を行う予定である。
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