[A-13] ITS

[A-13-7] 超音波を用いた車両間測角システムと通信機能付加に関する一検討

^○北川翔¹, 羽多野裕之¹, 森香津夫¹, 眞田耕輔¹, 笠島崇², 辻井明日香², 山里敬也³ (1.三重大, 2.日本特殊陶業, 3.名大)

この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。

キーワード：超音波、測角、車車間通信、位相一致法

安心安全快適を満たす交通システムを実現すべく，センサを用いた安全運転支援システムの開発が行われている．本研究では，安価かつ信号処理が比較的容易であり，既に市販車で分散設置されている超音波センサに着目する．この超音波センサは検知を主に行っており，機能拡張の余地がある．そこで，先行車両から送信された超音波を利用し，後方車両に分散設置された受信機で測角を行い，同時に先行車両の識別が可能なシステムを考える．本稿では，正確な測角を行える位相一致法に，車両間の信号を識別可能な情報通信機能を付加したシステムを提案し，その性能について評価する．