[A-18] 安全・安心な生活とICT

[A-18-6] Proposal of Method for Evaluating the Aptitudes to Answer to Consultations

^○速水友輔, 小笠原志朗, 坂本昌史, 高木郁子, 柴田朋子 (NTT)

Keywords:困り事、相談、閲覧文書、適正評価、BM25

本稿では、社員が閲覧した業務文書の閲覧状況から、業務中での困り事に対する、社員の相談先としての適性評価手法を提案する。
困り事の早期解決には、相談者と困り事に詳しい相談先を直接ペアリングすることが有効であり、そのために、社員の業務知識の把握を支援する技術の必要性が高まっている。
本検討では、業務文書の閲覧状況から、社員の業務知識の保有量、つまり、困り事に対する回答可能性が評価可能と考え、閲覧文書と困り事内容との関連性指標を基に、閲覧文書の閲覧回数から、相談先としての適性評価手法を提案した。
実業務内での検証の結果、提案手法による適性評価が高い社員が、実際に相談内容への回答可能性が高い傾向を確認した。