2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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[A-2] 情報理論

2023年9月14日(木) 09:00 〜 11:30 IB電子情報館中棟 1階IB014講義室

座長:國分直明(キオクシア)

<1〜9>
情報理論研専

[A-2-2] クロマサブサンプリングによる欠損画素復元モデルの検討

橋口仁哉, 小椋清孝, 伊藤信之 (岡山県立大)

この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。

キーワード:クロマサブサンプリング、全結合ニューラルネットワーク

近年,映像の高画質化に伴い,PC‐モニタ間などの機器間等での映像伝送時のデータ圧縮手法が提案されている.その為,当研究室では簡単な処理で伝送データを圧縮する方法として,伝送前に画像の一部の画素を間引くことによるデータ量削減を検討している.間引かれた画像は表示機器側で全結合ニューラルネットワーク(FC-NN)を使用して復元することで,品質を保持する.本研究では,データ間引きの際にクロマサブサンプリング用い,色差をFC-NNで復元した.それらと色差補間に残存値を使用したYCbCr420との比較を行った結果,FC-NNで色差を復元した方が画像50枚の平均PSNRが0.1 dB高かった.また,画像ごとのPSNRの差が小さく,全体的に均等な復元性能を持っていた.

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