[A-2-5] 多値伝送消失通信路における数独の空白セルと復号誤り確率
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:復号誤り確率
通信路上で符号を送る際、一部の値の消失や誤受信の可能性がある.本稿では消失に注目する。現在使われている符号の多くが0と1の2値のものである。2値の他に、3つ以上の数を使った多値の符号がある。多値伝送方式には、符号語の長さが同じとき作成できる符号語の個数が多く、同じ個数の情報に対して長さが短い符号を作成できるというメリットがある。それゆえ、多値伝送方式では通信の高速化や大容量化が可能になる。本稿では、数独解を多値の符号語とみなし、数独符号語と呼ぶ。数独の空白セルの個数に注目し、数独符号語の復号誤り確率を測定する。
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