[A-3-1] 通信プロトコルHpFPの修正モデルの信頼性的考察
キーワード:信頼性、HpFP、パケット損、ウィンドウ制御
近年,無線通信ネットワーク上において,輻輳が原因によりパケットは破棄されて通信効率が損なわれる問題が提起されている.これに対応して,ネットワーク経路において送信可能な最大パケットサイズを計測し,送信するデータパケットサイズと送出間隔を決定するHpFPが注目されている.これまでにHpFPを適用したデータ通信における信頼性の問題を考察した.例えば,k回のパケット送信が失敗した場合に輻輳の発生と判断し,パケットの送出間隔を変更する方式を適用し,確率モデルとして構築した.ここではパケット損失が発生した時点でパケットの送出間隔を変更すると仮定する.そのとき,一つのウィンドウサイズ分を受信完了するまでの平均時間を解析的に導出する.
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