2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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[A-4] 超音波

2023年9月12日(火) 10:45 〜 11:45 全学教育棟 本館 中棟 1階C10講義室

座長:大久保寛(東京都立大)

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超音波研専

[A-4-4] 複数の共振周波数を持つ超音波エミッタの開発に関する基礎検討

宮坂優佑, 永喜多真佳, 清水鏡介, 大隅歩, 伊藤洋一 (日大)

この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。

キーワード:超音波エミッタ、有限要素法、空中超音波フェーズドアレイ、空中超音波

空中超音波フェーズドアレイ(AUPA)を用いた弾性波源走査法による高速非破壊検査方法が研究されている.AUPAを構成する超音波エミッタは狭帯域であるため任意の波形の音波を放射することが困難である.この問題を解決するには,広帯域な特性を持つ超音波エミッタを用いてAUPAを構成する必要がある.そこで我々は,広帯域な特性を実現する一手法として,超音波エミッタの共振子を複数に分割し,各共振子に異なる共振周波数を持たせることで,複数の共振周波数を持つ超音波エミッタの実現を目指している.本報告では,有限要素法を用いた数値解析により,4分割した円板型の共振子の2つの共振周波数について検証を行った.

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