[A-7-2] 被覆攻撃の対象となる奇標数拡大体上 Type I/Type II 楕円曲線に対する被覆曲線の構成
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:楕円・超楕円曲線暗号、被覆攻撃、GHS攻撃、被覆曲線
楕円・超楕円曲線暗号はRSA暗号よりも同等の安全性を実現するための鍵長が短い暗号方式として注目されている.拡大体上定義された楕円・超楕円曲線を用いることでより効率的な計算が期待されるが,拡大体上定義された一部の楕円・超楕円曲線を用いた暗号に対して被覆攻撃と呼ばれる攻撃手法が知られている.先行研究にて被覆攻撃の対象となる楕円曲線の完全分類が行われたが,被覆曲線の構成という課題が残されている.本研究では,奇標数拡大体上に定義されるType IおよびType II楕円曲線に対し,素体上に定義される被覆曲線を構成し,その定義方程式を求めた.
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