[A-8-5] 腸音発生頻度変化のパターン分類および数理モデリングのための区間分割法
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:信号処理、生体信号
近年、心拍・脳波・血圧等の生体信号を用いて日常的に健康状態を確かめるようになった。その中で、私たちが腸で食べ物の消化吸収を行う際に発生する特徴的な音である腸音に着目した。この腸音の発生頻度変化から腸の活性度を知ることができると考えている。現在の腸音の利用は、人間の直接的な短時間聴診が主流であるが、数時間以上の長時間連続的な聴診を行うことにより、これまで得られなかった腸管運動に関する情報を取得可能になると考えている。本報告では、長時間の腸音計測からオリゴ糖を摂取した際の腸音発生頻度の変化と数理モデリングを行うための準備技術として、対象信号の最適な分割方法に関する検討行った結果について報告する。
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