[A-9-12] 直交2相信号を用いたアンダーサンプリング型カメラ通信による並列伝送システムの構築
キーワード:可視光通信、カメラ通信
可視光通信とは可視光を用いて行う無線通信技術であり,照明や電光掲示板などの既存の設備を用いて通信が行える.電光掲示板を送信機として通信を行う際に,人の目でちらつきを感じないようにする必要があり,松永らは人の目でちらつきをほとんど感じることなく通信する方法を提案している.この提案は2個のLEDを1組として使用し,互いに位相が直交するように輝度を変調することで通信を行う方法である.この方法ではLEDの組を複数使用することで並列伝送によってデータレートの向上が見込まれるが,実際には複数のLEDを使用しての通信の実装は行われてこなかった.そのため、本研究では64個のLEDを用いて通信を行い,4kbpsの速度で通信が行えるシステムを構築した.
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