[A-9-13] 半波整流波形を用いたカメラ型可視光通信における特性評価
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:可視光通信、カメラ通信
一般的な60 fps程度のカメラを使用しちらつきの無い可視光通信を実現する手法として,直交復調器に着想を得て点滅位相を90 deg. ずらした2個のLEDを用いる方法が提案されている.この方法ではLEDの点滅波形が矩形波であるために,送受信機間の基準タイミングのずれによっては信号点間距離が短くなりノイズに弱くなる.ノイズ耐性を改善するため, LED点滅波形を半波整流波形とすることで基準タイミングのずれによらず信号点間距離が変化しない方法が提案されたが,効果は検証されていなかった.そこで本研究ではシミュレーションにより通信特性を評価し,ノイズに対するビット誤り率が改善することを確認した.
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