[A-9-16] EOCSK変調方式を用いた電力分割型USLIPTにおける信号点空間拡張係数に対する通信/給電性能の評価
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:海中可視光通信、海中無線給電、USLIPT、Color shift keying、Power splitting
近年,水中で通信と給電を同時に実現する USLIPT(Underwater simultaneous lightwave information and power transfer)が注目されている.本稿では,USLIPTの変復調法として,海中濁りに応じた光波長の透過率変化に適応するため,RGBのLD(RGB-Laser diode)を用いたEOCSK(Enhanced optimized color shift keying)を検討する. また,USLIPTでは受信信号をID(Information decoding)とEH(Energy harvesting)に分割するため,受信機構成も重要な要素となる.本稿では,この受信機構成としてPS(Power splitting)方式を採用し,平均 BER(Bit error rate)とスペクトル効率に制約を与えた際の,給電量を最大化するIDとEHの最適分割比率を導出する.さらに導出した最適分割比率を用いた際の,給電維持可能となる通信距離を理論解析により評価する.
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