[AK-2-4] 画像診断と人工知能:臨床現場からの期待と課題
キーワード:画像診断、人工知能、診断支援ソフト、読影補助、トリアージ
放射線画像診断の分野においては承認・又は認証された読影支援ソフトウェアが大病院を中心に臨床の現場に導入されつつある。読影支援AIソフトの商用化が進んだ分野には、胸部単純写真、胸部CT上肺結節の検出、脳血管MRAを用いての動脈瘤検出等がある。増え続ける画像の数と相対的な読影者不足、読影者の長時間労働といった問題に対して読影支援AIソフトが解決をもたらすことも期待されるが、開発時と異なる患者層が対象の際の診断能の変化、支援ソフトの提示した診断と医師の診断が異なる場合の対応など新たな課題も生まれている。これらを踏まえ今後臨床に求められる画像診断でのAIの在り方について概説する。
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