2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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[B-1C] アンテナ・伝播C

2023年9月13日(水) 09:00 〜 11:45 全学教育棟 本館 中棟 3階C33講義室

座長:飴谷充隆(産総研),平野拓一(東京都市大)

<102〜111>
アンテナ・伝播研専

[B-1-108] 容量結合3ストリップ共振器を用いた無終端法PIM測定系のPIMシミュレーション

室伏竜之介1, 久我宣裕1, 花山英治2 (1.横浜国大, 2.職業開発大)

この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。

キーワード:受動相互変調ひずみ、無終端法、マイクロストリップ線路

被測定試料(DUT:Deveice under test)を定在波で励振することで,受動回路における相互変調ひずみ(PIM:Passive Intermodulation)を高感度に評価可能である.
これまでに,定在波測定系として,整合終端が不要な同軸管にDUTを非接触結合させる方法が報告されている.同軸管を用いる系では,DUTの整合が良好でないため,共振器により,送信2波に対して整合を実現した例が報告されている.これを受けて,本稿では,送信2波(f 1 = 2.05 GHz,f2 = 2.2 GHz)に対する3次の反射PIM(fPIM = 1.9 GHz)を対象に,共振器により送信2波,受信1波の計3波で整合するDUTについて,無終端法でPIM評価を行うことを目的とする.

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