[B-1-121] キーイングによりセンサ情報を変調するハーモニックタグの構成法
キーワード:アンテナ通信、ハーモニックタグ、センシング、キーイング、デジタル変調
RFID によるセンシングではセンサや制御デバイスの電源が必要であるため,レクテナで充電し無線モジュールでセンサ情報を送るシステムが提案された.本稿ではシステムの小型化のためダイオードから発生する二次高調波をキーイングしてセンサ情報を送信することで無線モジュールを無くした構成を検討した.ハーモニックタグでキーイングによりセンサ情報をデジタル変調して通信できることを確認し、基地局とタグの距離4.6mでタグIDの通信実験を行った.タグには送信制御用にピックマイコンを搭載し,この電源に充電した電気二重層キャパシタを使用した.ハーモニック基本波 f = 2.45GHz,二次高調波 2f = 4.9GHz を使用した.効果的な充電方法の検討が今後の課題である.
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