[B-1-125] 複数モード発生を抑制した薄型導波管の充填材料誘電率推定法
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:導波管、誘電率推定
著者らは,圧縮センシングを用いて方形導波管内充填材料の比誘電率推定法を提案している.このとき,導波管内を伝搬するモードは基本モードであるTE10モードのみである必要があるが,充填材料の比誘電率が高いと,複数モードが発生するため比誘電率推定が困難になる.本報告では,導波管短辺の長さを短くすることにより複数モードの発生を抑制させ,より高い比誘電率の推定を可能にする方法について検討した. 比誘電率ε_r を1.0から3.5まで0.1刻みで変化させて推定を行った結果,ε_r=1.7,2.1,2.2,3.5の4点では大きく誤差が出たものの,その他の範囲では誤差率15%以内での推定が可能であることを明らかにした.
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