2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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[B-1A] アンテナ・伝播A

2023年9月12日(火) 13:00 〜 17:00 全学教育棟 本館 中棟 3階C33講義室

座長:芳野真弓(日本電業工作),久野伸晃(NTTドコモ),枚田明彦(千葉工大)

<1〜14>
アンテナ・伝播研専

[B-1-14] 市街地マクロセル環境におけるミリ波帯クラスタチャネル特性の空間一貫性の評価

鈴木直也, 高橋莉玖, 金ミンソク (新潟大)

キーワード:ミリ波、チャネルサウンダ、チャネルモデル、クラスタ、3GPP、空間一貫性

今現在,28 GHz ミリ波帯を活用した超高速 5G の本格的な展開が期待されている.ミリ波帯は高い環境依存性を持つため,無線システムの開発・評価には高精度な伝搬チャネルモデルが必要である.サイト固有の特性を高精度に再現するために,決定論的クラスタとランダムクラスタを分けてモデリングする凖決定論的 (Q-D) モデルが広く採用されている .ランダムクラスタは,3D モデルでは表現が難しい,樹木や看板などの小物体による反射成分を表す.著者らの先行研究では, 市街地マイクロセル環境における測定を行い,支配的なラン ダムクラスタの空間相関特性を確認した.3GPP では,相関距離をパラメータとして空間一貫性を与える手法が提案されているが,実測の相関距離はかなり小さいことが分かった. 本報告では,市街地マイクロセル環境に引き続き,マクロセル測定により得られた相関距離の評価結果について報告する.

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