[B-1-20] 金属反射板を用いたローカル5Gのカバレッジエリア拡張の基礎検討
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:5G、反射板、レイトレーシング法、屋外伝搬
5Gや6Gで使用が検討されているミリ波帯の電波は見通し外に届きづらいという問題がある.そこで見通し外に反射板で電波を反射させカバレッジエリアを広げるという手法が研究されている.本研究では東京都立大学の屋外ローカル5G環境を対象に,アルミ製の反射板を使用し,この手法の基礎的な検討を行った.検討として測定と数値解析を行い,測定では屋外に反射板を設置することでカバレッジエリアを一部広げられることを示した.一方レイトレーシング法を用いた数値解析では金属反射板の影響は小さく,測定結果と一致しないという結果が得られた.この原因として反射板が小さく幾何光学近似では適切に評価できなかった可能性が考えられる.
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