[B-1-23] IRS設置環境における REM を活用した位置推定
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:IRS、液晶反射板、位置推定
ミリ波帯等の高周波帯における不感地対策として,反射方向を任意の方向に変更可能な反射板IRS (Intelligent Reflecting Surface)の利用が期待されている.IRSは入射した電波を反射する際,電力を増幅することができない.そのため不感地対策時にはビーム幅が狭く,高利得な反射パターンの使用が想定されることから,反射方向決定時には事前にユーザの位置を把握する必要がある. IRSの反射パターン掃引による位置推定では,液晶IRSなど応答時間が大きいIRSの場合,掃引時間が膨大になる問題がある.そこで本稿では,反射パターン掃引以外の手法として, REM (Radio Environmental Map)を用いた位置推定手法を提案する.そして都市部を想定したシミュレーション評価により,提案手法の推定精度を検討した.
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