[B-1B] アンテナ・伝播B

[B-1-53] ストリップ導体を用いた角柱マントルクロークアンテナ

^○小澤修平¹, 橋口弘¹, 道下尚文¹, 先本清志², 宮崎輝規², 田所眞人² (1.防衛大, 2.横浜ゴム)

この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。

キーワード：相互結合、マントルクロークアンテナ、角柱構造

本稿では，中央にストリップ導体を配置した動作周波数（750MHz）の低周波側（720MHz）に阻止帯域を有する角柱マントルクロークアンテナを検討した．設計した角柱マントルクロークを解析した結果，角柱マントルクロークアンテナの720MHzにおける反射係数は-0.9dBとなり，阻止帯域を有しており，阻止帯域は並列共振によって得られることがわかった．動作周波数における放射パターンはダイポールアンテナと一致し，ダイポールアンテナの特性を維持することがわかった．