[B-1-70] 円偏波共用パッチアンテナ4×4素子アレーを用いた円偏波合成による偏波角制御特性の実測評価
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:フェーズドアレー、衛星通信、円偏波、パッチアンテナ
静止衛星を介したKu帯移動衛星通信では直線偏波を使用するため、地球局はビーム走査に加えて偏波角制御が必要である。偏波角制御は直交する2偏波の合成で実現できる。直交直線偏波の合成では、偏波間の振幅差と位相差を制御する[1]ため、所望偏波角に応じて片偏波の電力を減衰させる必要があり、両偏波を最大電力とする場合に比べて、最大で3 dBの損失が生じる。直交円偏波の合成では、理想的には偏波間の位相差のみを制御すればよいため、偏波角制御による電力損失が生じない。本稿では4×4素子円偏波共用パッチアンテナアレーを用いた偏波角制御特性の実測結果を示す。
講演論文集PDFを閲覧したい場合はパスワードを入力してください。
パスワードは、講演参加申込者、聴講参加申込者にメールで御連絡しております。