[B-1C] アンテナ・伝播C

[B-1-94] 水平角と仰俯角の検知を両立するレーダの検討

^○井上大輔, 中山裕次郎, 長田真幸, 大谷栄介, 山本篤司 (古河電工)

キーワード：仰俯角、水平角、レーダ、チルト

車載用周辺監視レーダにおいて、水平角の検知のみでなく仰俯角方向も検知できることが好適である。
近年の商用MMICは取扱う系列数は増加しつつあるものの有限であり、
有限のアンテナ系列数の制約の中、水平角検知と仰俯角検知を好適に両立する一案を提示した。
異なるビームチルトをもつ系列を適用し、全系列を水平角検知に活用することで、水平角の分解能を劣化させることなく、仰俯角検知も行うことを可能とした。