2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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[B-10B] 光通信システムB

2023年9月13日(水) 13:00 〜 16:00 IB電子情報館中棟 1階IB011講義室

座長:Sampath K. I. Amila(九大),小玉崇宏(香川大)

<9〜19>
光通信システム研専

[B-10-14] 逐次的な射影測定に対する信頼性関数の適用

正木謙1, 王天澄2, 宇佐見庄五1, 高比良宗一1, 臼田毅3 (1.名城大, 2.神奈川大, 3.愛知県立大)

この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。

キーワード:量子通信、量子受信機、信頼性関数、射影測定

量子情報技術の発展に伴い,量子通信の技術の研究が進んでいる.量子通信における古典との違いの一つは受信機にある.量子通信では,どの量子受信機を用いるかによって通信の性質が変わるといった特徴がある.実用化を前に,量子受信機ごとの性質を調べることは非常に重要である.これまでの研究においては,様々な量子受信機に対して,古典信頼性関数の上界を計算し評価を行ってきた.その結果,量子最適受信機よりもほかの受信機のほうが一部においてより良い性質を示したことを確認した.本研究では別の測定として,逐次的な射影測定を考え,通信路行列を計算し信頼性関数で評価を行う.

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