2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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[B-10A/B-13] 光通信システムA/光ファイバ応用技術

2023年9月12日(火) 09:00 〜 11:30 IB電子情報館中棟 1階IB013講義室

座長:高橋正典(古河電工),川口雄揮(住友電工)

B-10<1〜3>
光通信システム研専
B-13<1〜6>
光ファイバ応用技術研専

[B-10-3] 製造誤差を考慮した異種結合型6コアファイバの群遅延広がり特性調査

小西竣大, 佐藤孝憲, 藤澤剛, 齊藤晋聖 (北大)

この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
この講演はキャリアエクスプローラーの掲載を希望しています。

キーワード:結合型マルチコアファイバ、モード分散制御

結合型マルチコアファイバ (Multi-Core Fiber: MCF) は,適切なコア間距離の設定によりモード分散を低減できるため,長距離伝送に有利である.最近,結合型MCFのモード分散を低減する一方針として,異なる2種類のコアを円環状に偶数個配置し,適切なコア間距離を設定することでモード分散低減可能な異種結合型MCFが提案された.このようなMCFでは,ランダムな摂動下においても群遅延広がり (Group Delay Spread: GDS) の低減効果が得られると報告されているが,コア径に製造誤差が加わるとGDSの低減特性が劣化する懸念がある.そこで本報告では,コア径誤差を付与した異種6CFのGDS特性調査を行い,一定の製造誤差範囲内では異種MCFのGDS低減特性を保ち,同種MCFに比べGDS低減可能なことを示す.

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