[B-10-3] 製造誤差を考慮した異種結合型6コアファイバの群遅延広がり特性調査
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キーワード:結合型マルチコアファイバ、モード分散制御
結合型マルチコアファイバ (Multi-Core Fiber: MCF) は,適切なコア間距離の設定によりモード分散を低減できるため,長距離伝送に有利である.最近,結合型MCFのモード分散を低減する一方針として,異なる2種類のコアを円環状に偶数個配置し,適切なコア間距離を設定することでモード分散低減可能な異種結合型MCFが提案された.このようなMCFでは,ランダムな摂動下においても群遅延広がり (Group Delay Spread: GDS) の低減効果が得られると報告されているが,コア径に製造誤差が加わるとGDSの低減特性が劣化する懸念がある.そこで本報告では,コア径誤差を付与した異種6CFのGDS特性調査を行い,一定の製造誤差範囲内では異種MCFのGDS低減特性を保ち,同種MCFに比べGDS低減可能なことを示す.
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