[B-10-35] マルチコア・マルチバンド伝送に向けたコア間クロストーク累積特性の帯域分割スペクトル反転法による制御の提案と実証
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:空間多重伝送、マルチコアファイバ、マルチバンド伝送、スペクトル反転、PPLN
伝送容量拡大を狙った将来のマルチコア・マルチバンド伝送で課題となるコア間クロストーク(XT)の波長依存性低減に向け、帯域分割スペクトル反転法を提案した。本手法により、XTに起因するSNRペナルティの波長チャネルごとのばらつき低減が見込まれる。PPLN素子による光パラメトリック変換を用いた本手法によって、C帯とL帯とを合わせたマルチバンド、かつ4コアステップインデックス型マルチコアファイバを伝送路とした伝送実験を行った。提案手法によるXTの波長間差分の10 dB程度から0.3 dBまでの低減と、96 Gbaud PCS64QAM信号の伝送における信号伝送性能の平坦化を実験実証した。
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