[B-11-14] 集約時間に上限を設けた適応的データ集約個数制御方式の評価
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:IoT、データ集約、性能評価
ファクトリーオートメーションなどの遅延要件の厳しいIoT(Internet of Things) アプリケーションを実現するためには、IoTゲートウェイにおける効率的なセンサデータの集約が有効である。これまでの研究では、IoTゲートウェイでのデータ集約方式に対する平均遅延時間の特性評価に重点が置かれていた[1]。しかし、遅延時間に対する要求条件の厳しいアプリケーションでは、遅延時間の分散や最大値など、平均以外の分布特性が重要となる。特に、遅延時間の最大値を一定以下に抑える制御方式の検討が重要な課題であった。文献[2]では、時間制約付き一定個数データ集約制御方式を提案し、タイムアウト発生が抑制できることを明らかにしている。本研究では、適応的データ集約制御方式[1]に対して、集約処理時間に上限を設けることにより、遅延時間の最大値を抑制する効果があるのか検証・評価した結果を述べる。
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