[B-13-19] ヘテロコア光ファイバ水素センサの特性における酸化タングステン微粒子と白金ナノ粒子の割合の影響
キーワード:ヘテロコア光ファイバ、水素センサ、酸化タングステン粒子、白金ナノ粒子、交互積層法
ヘテロコア光ファイバ表面を酸化タングステン粒子と白金粒子を含む懸濁液に浸すことにより,これらの微粒子を固定化して水素センサを作製した.固定化される酸化タングステン粒子と白金粒子の密度を変えるために混合比の異なる懸濁液を用いたところ,白金粒子の割合が大きくなるほど応答強度は減少した.酸化タングステン粒子と白金粒子は競合的に光ファイバ表面に結合するため,酸化タングステン粒子の密度が低くなったためと考えられる.水素分子を原子に分解するための触媒として働くため,白金粒子の密度が高いほど応答速度は早くなった.
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