[B-15-11] 応答データの相関を用いたセンサ位置推定手法の検討
キーワード:位置推定、測位、センサネットワーク、非線形最適化
本研究では,収集した応答データの相関が高いセンサ同士は実空間上で近くに存在するという仮定に基づくセンサの位置推定を検討した.監視領域内に設置されたセンサは,車両を検知すると自身の識別子をクラウドサーバに送信する機能を持つ.クラウドサーバで収集したセンサ応答の相関係数に基づき,センサの位置を推定する.シミュレーション実験では,相関係数に基づいて「近い/遠い」という近接関係を判断するセンサペアの割合の閾値が位置推定精度に与える影響を明らかにした.センサの検知半径が2.5m以上の場合,閾値を0.1~0.2の範囲で設定すれば,誤差1m程度の高精度な位置推定が可能であることが確認できた.
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