[B-15-44] マスク着用時の吸気抵抗及び顔面表面温度とストレスの関係に関する一検討
キーワード:マスク、吸気抵抗、ストレス指数、二酸化炭素濃度、顔面表面温度
著者らは,これまでに室内の二酸化炭素濃度のストレスへの影響などについて調査し,室内やマスク内の二酸化炭素濃度が上昇するとストレス指数が増加することを確認した.マスク着用時には吸気抵抗が増加することから,マスクを着用しなかった場合に比べて呼吸に負荷がかかり息苦しさや不快感を感じることがあり,一部の人にとっては心理的なストレス要因となる場合がある.また,マスクを着用することで,生理的な影響として,呼吸への負荷の増大や顔面の皮膚表面温度の上昇が交感神経系を活発化させ,心拍変動に影響することからストレス指数が上昇すると予想される.本稿では,マスク着用時の吸気抵抗及び顔面表面温度とストレスの関係に関する実験結果を報告する.
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