[B-16-1] Study on Effect of Degradation of Time Synchronization in IEEE 802.1AS on QoS of TAS and CBS
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
Keywords:IEEE 802.1TSN、IEEE 802.1AS、IEEE 802.1Q
次世代の Ethernet ベースの車載ネットワークでは,時間制約のあるデータを伝送するための規格である IEEE 802.1TSN[1](Time-Sensitive Network) が採用される. IEEE 802.1TSN は複数の規格からなり,その一つであ る IEEE 802.1AS では,機器同士の時刻同期が定義され ている. IEEE 802.1AS において,時刻同期関連のトラヒック と他のトラヒックが Ethernet 上で一緒に伝送される.そ のため,ネットワーク内が輻輳した場合,時刻同期関連 のトラヒックに大きな遅延の変動が発生し,自動車内 の機器が正しく同期されなくなる可能性がある.特に, IEEE 802.1Q の一部である Time-Aware Shaper(TAS) や Credit-Based Shaper(CBS) では、スイッチ内のクロッ クに基づいてトラヒックを制御するため,時間同期精度 の悪化が QoS に与える影響を調査しなければならない. 本論文では,IEEE 802.1AS の時間同期精度の低下が Ethernet ベースの車載ネットワーク上の TAS や CBS に 与える影響を実験により評価する.
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