[B-16-23] 流体近似モデルを用いたハイブリッド型ネットワークシミュレーション手法に関する一検討
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:流体モデルのシュミレータ
流体近似モデルによる数値シミュレーションは、大規模・大容量ネットワークのための性能分析・評価手法として
有望視されている。ネットワークをシミュレーションする手法は、パケットレベルシミュレーションと流体近似モデルによる数値シミュレーションとに大別されるが、流体近似モデルによる数値シミュレーションは、ネットワークを構成する要素に流入/流出するフローに基づく計算によって、高速な数値シミュレーションを実現できる。多段接続されたネットワークの流体近似モデルでは、可変時間の遅延要素を含む中継ノードの流体モデルが多重に連結されることになる。多重に連結された可変時間の遅延要素によって、大規模ネットワークの数値シミュレーションが律速されてしまう。そこで本稿では、流体近似モデルによる大規模ネットワークの数値シミュレーションにおいて、多重に連結された可変時間の遅延要素の計算を高速化するハイブリッドシミュレーション手法を提案するとともに、その有効性を実験によって検証する。
有望視されている。ネットワークをシミュレーションする手法は、パケットレベルシミュレーションと流体近似モデルによる数値シミュレーションとに大別されるが、流体近似モデルによる数値シミュレーションは、ネットワークを構成する要素に流入/流出するフローに基づく計算によって、高速な数値シミュレーションを実現できる。多段接続されたネットワークの流体近似モデルでは、可変時間の遅延要素を含む中継ノードの流体モデルが多重に連結されることになる。多重に連結された可変時間の遅延要素によって、大規模ネットワークの数値シミュレーションが律速されてしまう。そこで本稿では、流体近似モデルによる大規模ネットワークの数値シミュレーションにおいて、多重に連結された可変時間の遅延要素の計算を高速化するハイブリッドシミュレーション手法を提案するとともに、その有効性を実験によって検証する。
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