2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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[B-17] スマート無線

2023年9月12日(火) 13:30 〜 16:00 全学教育棟 A館 2階A21講義室

座長:村上隆秀(KDDI総合研究所),稲毛契(都立産技高専)

<1〜9>
スマート無線研専

[B-17-3] スケーリングリフレクタアンテナを用いたSub-THz帯OAM多重伝送実験

八木康徳, 笹木裕文, 李斗煥, 工藤理一 (NTT)

この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。

キーワード:OAM多重伝送、リフレクタアンテナ、sub-THz帯

大容量無線通信を実現する方式として電磁波の軌道角運動量(OAM: Orbital Angular Momentum)を用いた空間多重伝送方式が注目されている[1].OAM多重伝送はOAMモードの直交性を利用した空間多重伝送方式であり,これまでに円形アレーアンテナ(UCA: Uniform Circular Array)を用いたsub-THz帯での8モードOAM多重により1 mで1.44 Tbpsの伝送に成功している[2].また,sub-THz帯OAM多重伝送をさらに長距離化するUCAの面波源に適したスケーリングリフレクタアンテナを提案した[3].本研究ではアンテナを試作し20 mで677 Gbit/sの伝送を実現したため報告する.

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