[B-2-23] 衛星搭載再帰性反射材の反射特性の測定及びSLR実験に関する研究
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:超小型衛星、再帰性反射材、衛星レーザ測距
近畿大では再帰性反射材を衛星表面に貼り付けたキューブサットを2022年12月に低軌道へ投入した。同反射材は軽量・低価格であり、衛星レーザ測距(SLR)における衛星搭載用のコーナーキューブリフレクター(CCR)と同様な機能を持つ。まず衛星EMや同反射材を貼り付けたモックアップ衛星に対してレーザ光を実験室内において照射、衛星の姿勢と反射光度の関係性を測定し、コンピュータシミュレーションとの比較を行った。また現在、NICTが保有する1.5m望遠鏡のSLRシステムを用いて、軌道上にあるキューブサットに対してレーザ光を照射するSLR実験を行っている。本発表では室内実験及びSLR実験の概要と進捗を報告する。
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