2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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[B-2] 宇宙・航行エレクトロニクス

2023年9月15日(金) 13:00 〜 15:45 全学教育棟 本館 南棟 1階S10講義室

座長:北村尭之(三菱電機),森山敏文(長崎大)

<19〜28>
宇宙・航行エレクトロニクス研専

[B-2-28] CWレーダとCSAR観測を用いた二次元イメージングの初期検討

牛腸正則 (NICT)

キーワード:CSAR、円軌道合成開口レーダ、SAR、波面再構成

CSAR (Circular Synthetic Aperture Radar) は円周状の観測パスから観測を行うSAR (Synthetic Aperture Radar: 合成開口レーダ) である.CSARでは小開口レーダを円周上で走査し,その観測信号を二次元空間周波数領域で再構成することで二次元イメージングを行う.このとき AM/FM 変調されたパルスレーダを用いることが一般的である.しかし,地表が十分に平面であると仮定でき,かつイメージングの目的が二次元である場合,必ずしもパルスの変調は必要ではない.本稿では水平の地表を二次元イメージングするシナリオを想定し,無変調CWレーダとCSAR観測を用いたイメージングを提案する.シミュレーション結果より,単一周波数の CWレーダを用いて二次元イメージングが可能であることが示された.

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