[B-20-2] 挟み込み構造型無線電力伝送における相互インダクタンスのコイル間距離・角度特性の解析
キーワード:無線電力伝送、挟み込み構造、角度特性、相互インダクタンス
近年,無線電力伝送技術に関して今後の実用化が進んでおり,電動アシスト自転車向けの無線給電装置として, 挟み込み構造が提案されている.先行研究から挟み込み構造は,一般的な一対一のコイルに比べ中心軸方向に対する位置ずれに伴う給電効率の変化の安定,漏れ磁束の少なさが利点として挙げられる.また,挟み込み構造においてコイルの接続方法は4 つの mode に分類され,CCmode, DDmode では広い範囲のずれに対して伝送可能であることが示されている.本研究では, 挟み込み構造の送電コイル・受電コイル間の距離と相互インダクタンスの角度特性を電磁界シミュレーションによって解析することで,送受電コイル間の距離による角度特性の変化について知見を得ることを目的とする.
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