[B-3-13] Recent Increase in Yearly Time Percentages of Rain Attenuation in Ku-Band Satellite Communications Links
Keywords:衛星通信、Ku帯、降雨減衰、降雨強度、年間時間率、増加傾向
Ku帯放送衛星電波(BS, 11.84GHz,右旋偏波,仰角41.3°)の降雨減衰を過去32年間(1988-2019)大阪電気通信大学寝屋川実験局で1分降雨強度とともに連続的に測定した統計データの長期的な変動について議論する.特に2007年以降の最近の10年間についての降雨減衰時間率の増加について,気候変動との関連の観点から特に重点的に解析する.2007年以降は、雨域等価通路長や降雨時の地上気温に顕著な増加が見られ,対流性降雨のみならず温暖・寒冷・停滞前線による降雨減衰発生時間が増加し、日本近海の海面水温の上昇やインド洋ダイポールモードの影響が示唆された.
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