[B-4-10] 線路間隔に自由度を与えたNoncommensurate伝送線路オールパスネットワークの群遅延最適設計に関する一検討
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:noncommensurate、cセクション、分散遅延線路、群遅延
本研究では傾きが大きく線形性の優れた群遅延特性を得るための新しい工夫として,線路間隔に自由度を与えたNoncommensurate構造を提案する.理論解析した結果,群遅延特性の傾きと線形性にはトレードオフの関係があり,電磁結合が密になるほど線形性は悪くなるが傾きは大きくなり,電磁結合が疎になるほどその逆が成り立つことを示し,Noncommensurate構造に明らかにした関係性を適用することで,優れた群遅延特性を実現できる可能性を示した.
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