2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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[B-4] 環境電磁工学

2023年9月13日(水) 13:15 〜 16:45 全学教育棟 本館 中棟 1階C15講義室

座長:石居正典(産総研),青柳貴洋(東工大),松嶋徹(九工大)

<9〜20>
環境電磁工学研専

[B-4-14] 無線通信機器の適合性評価における測定数削減手法の複数組み合わせによる削減率向上の検討

清水悠斗, 川上博士, 長岡智明 (NICT)

キーワード:適合性評価、SAR測定、携帯電話

人体近傍で使用される無線通信機器は,人体への電波ばく露に対する適合性評価を実施する必要がある.100 kHzから6 GHzにおいてはSAR (Specific Absorption Rate)が評価指標として用いられ[1],評価手法に関する国際規格が策定されている[2].適合性評価は,DUTで使用可能な周波数や変調方式の組み合わせを,ファントムに対する設置位置すべてで実施する.現在主流の4Gや5Gの携帯電話では,この組み合わせの数が膨大となり,測定条件数が多くなることが問題である.適合性評価規格には測定条件数削減手法の記載が複数あるが,これらを組み合わせた検討の報告はない.本研究は,規格記載の削減手法を組みわせることで,単一の場合と比較して,より条件数削減が可能かを検討した.

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