[B-4-40] プリエンファシスによるHF-UWB 小型アンテナの広帯域化とインプラント通信特性向上の実験的検証
この講演はキャリアエクスプローラーの掲載を希望しています。
キーワード:インプラント通信、プリエンファシス、HF-UWB小型アンテナ
人体内外で無線通信を行うインプラント通信では,信号減衰が小さく,広帯域での高速伝送が可能である10–60 MHz 微弱無線帯の使用が提案されている.しかし,10–60 MHz 微弱無線帯ではアンテナの小型化・広帯域化の両立が困難であり,アンテナの小型化による通信帯域の狭帯域化が原因で符号間干渉が発生し,20 Mbps の高速通信時に特性の劣化が生じている.そこで本研究では,プリエンファシス技術を適用し,通信特性の向上を図った.その結果,プリエンファシスを用いることで通信帯域幅が19 MHz から36 MHz に17 MHz 拡大したことを確認した.またプリエンファシスを適用することで物理層設計指標であるBER<10^-2 を達成した通信距離が約16 mm から100 mm まで改善した.
講演論文集PDFを閲覧したい場合はパスワードを入力してください。
パスワードは、講演参加申込者、聴講参加申込者にメールで御連絡しております。